住宅ローンに注目 簡単にシミュレーション

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予算が家づくりの第一歩

家を建てようと思えば、自己資金の一部となる貯金も大切ですが、住宅ローンとして銀行等からの借り入れをすることはごくごく当たり前のことです。

家を建てる際に、自分たちにはどれだけ自己資金がありどれだけ借り入れができて住宅に充当できるのか、家づくりの第一歩として考えていきましょう。

借入金額と返済額

今の金利は底と言われています。

条件さえ合えば、1%の金利を切ることも普通のことです。(変動金利が主ですが)

それでも、借りる金額は基本的に大きいですから、実際にどの程度になるのか試算をしてみました。

借り入れ条件

・35年固定
・金利は1.35%
・元利均等方式※
・ボーナス支払いなし


元利均等返済(がんりきんとうへんさい)とは、住宅ローンや、いわゆる奨学金という名で行われている学資ローンなどの返済方式のひとつ。元利均等方式、元利均等返済方式とも呼ばれる。


概要[編集]
毎回の返済額となる金と息の合計が、返済開始から決められた期間の終了まで均等となる利息の算出方式。
毎回の返済額が一定であるため、無理の無い返済が出来るのが特徴。その代わり最初のうちの返済額の利息の割合が高く、結果としては元金の減りが遅くなり、完済までの期間が長くなる。そのため、元金均等返済と比較すると利息総額(=返済総額)が増えるという結果になる。

引用元:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/元利均等返済

割合的には月々の支払いが均等なために計画が立てやすい元利均等方式を選ぶ方が多いです。

金利についてはフラット35の金利に近い数字で仮に設定しています。

フラット35の金利の推移 :出典元 フラット35 HP

いちいちシミュレーションをするよりいくら借りるとどれくらいの月々の返済になるのか、正直ただただ見れたほうがいいなと思ったので備忘録を兼ね記載していきます。

金利は常に変動するため、金利により金額は変わってきます。

返済額シミュレーション

ここからは、ほんの一例として「いくら借りるといくら返すのか」

金額を大きく分けてシミュレーションしてみます。

借り入れ条件(金額以外は)は上記 借り入れ条件 と同じ条件とします。
1000万円の場合

・月々の返済額:29,888円
・総支払額:12,553,217円
・利息のみ:2,553,217円

2000万円の場合

・月々の返済額:59,777円
・総支払額:25,106,608円
・利息のみ:5,106,608円

3000万円の場合

・月々の返済額:89,666円
・総支払額:37,659,981円
・利息のみ:7,659,981円

4000万円の場合

・月々の返済額:119,555円
・総支払額:50,213,365円
・利息のみ:10,213,365円

5000万円の場合

・月々の返済額:149,444円
・総支払額:62,766,727円
・利息のみ:12,766,727円

誠に大きな金額になりますね。

ただ、実際にこれを返していかなければいけません。ですので、購入前にあらかじめ、生活面の資金計画や子供がいれば子供の教育資金など加味したうえで検討が必要なわけです。

家購入のタイミング

35年とは言わずとも長期間借り入れが必要になった場合でてくるのが、

いつ家を買えばいいか?

その答えは、 「できるだけ早めがよろしい。」 です。

その理由として、

・単純に返済期間が短くなると月々の支払額が増える
・定年後も返済する可能性がでてくる
・今は金利が安い

家を建てた後もそれ以外の費用は掛かってきます。

・維持費  ・老後の資金 ・子供の教育費

こういったことを考えると出来るだけ早い購入がよろしいでしょう。

まとめ

家を建てるのにこれだけの費用がかかります。

ただし、けっして悲観的になることもありません。

家を建てることにより様々なメリットもあります。快適性や財産としての所有などもありますが、

いろいろな補助金や、控除などもあるため、それらを活用し有効に利用していきましょう。

専門的なところまで資金計画を立てていく場合、

時にはファイナンシャルプランナーや会計士の方などに相談することもお勧めします。

そして、ゆっくりじっくり家づくりをしていきましょう。