家が完成するまで いつなにを支払うのか
家づくりにかかるすべての金額をおいて、完成時にすべてローンから支払いができるわけではありません。
後々ローンに含めて借り入れができる項目もありますが、
都度かかってくる支払いについてはその時に支払う必要があります。
今回はハウスメーカー選びから完成、入居するまでの大まかに支払いスケジュールを見てみます。
ハウスメーカー選びで支払いが発生?
実は、ハウスメーカーや工務店などと契約する前にも支払いが発生する場合があります。
一部のハウスメーカー等ではプラン作成などの名目で預かり金や設計料を支払う必要があります。
ほとんどのメーカーでは工事請負契約まではメーカーに対しての支払いは発生しないのですが、
事前に確認することをお勧めします。
土地の購入
土地がない方については購入が必要なため、
・土地代金残金(決済)
・仲介手数料(仲介の場合)
・契約書の印紙代
などがかかります。
工事請負契約に支払いが必要なもの
メーカーが決定すると工事の請負契約を行います。
収入印紙代と契約金(工事代金の一部、設計、申請費用などの名目)の支払いが発生します。
印紙代については基本的に1万円となることが多いと思います。⇒国税庁HP
着工時に支払いが必要なもの
家の着工時に支払いが必要なものとして
・工事の着工金(つなぎ融資利用の場合は融資手数料)
が必要です。
建替えの場合は、既存建物解体費用、引越し代、仮住まい費用、登記費用がかかります。
上棟時に支払いが必要なもの
建物の骨組みと屋根が完成する頃、いわゆる家の上棟するタイミングで支払うものです。
・中間金( つなぎ融資利用の場合は融資手数料 )
現在は昔のように餅を撒いたり大々的に行うことはめずらしくなっているようです。
完成時に支払いが必要なもの
いよいよ家の完成。ここは支払うべきものが多いです。
・住宅ローン契約費用(印紙代、事務手数料、保証保険料)
・登記費用
・火災保険料
これで次は引渡しとなり、入居となります。
完成後にも必要な支払い
入居する際にも、また費用が掛かります。
・不動産取得税
・家具家電購入費用
・近所への贈答品費用(あいさつ回りのため)
いろいろとものいりです。
他にも、新築パーティーをする方はその費用、
町内会費、区費なども必要になる場合があります。
まとめ
いざ家づくりを行うといっても支払いのタイミングやなにがかかるのか、
なかなか建てる前にはわからないものです。
すべて契約前にハウスメーカーが教えてくれるわけでもないので、
気になる方は聞いてみるのもいいでしょう。
このあとの外構工事もありますし。
家づくりの支払いスケジュールを知った上で、安心して
ゆっくりじっくり家づくりを進めましょう。