いざハウスメーカーや工務店、設計事務所など住宅会社が決まりました。
実際に造る、そこに携わる人たちは何人いるのでしょう。
もちろん、住宅会社の社員だけではないことは想像できると思います。
それよりも請けている各職人たちが総出になり家を造ります。
今回は「直接家を造っている人たち」に焦点をあてます。
実際に家を建てている人
家を建てる際、基本的に打ち合わせに参加する相手は、1~4人ほどが一般的と思います。
しかし、実際に家を建てる際に関わる人数は数十人から時には数百人になります。
各工程にて入る職人さんちがい、その人数も違います。
どのような職人が入るのか、見ていきましょう。
基礎工事
まず、家を造る際に基礎工事からはいります。
その前に入る職人としては地盤改良等の職人も場合により入ります。
また水道やガスの引き込み工事なども行われる場合もあります。
この際に入る職人さんとして
- コンクリート工事
- 鉄筋工事
- 型枠工事
- 管工事
など、単に基礎屋さん以外の職人もいます。
他に基礎断熱を施すような場合は左官工事の職人も入ってきます。
建て方・木工事
大工さんをはじめとする様々な職人が現場に入ります。
細かく言えばきりがないですが、
- 足場工事
- 大工工事
- クレーン
- とび工事
- 足場工事
- 屋根工事
- 板金工事
- ガラス工事
- 防水工事
- 塗装工事
- 外壁工事
- 塗装工事
- 管工事
など、多くの職人が入ります。
また、場合によってはブロックやレンガ、タイル工事の職人さんも入ります。
内装工事
木工事が終わると続いて内装工事に入ります。
そこで入る職人さんは、
- 壁紙工事
- 左官工事
- タタミ工事
- 電気工事
- 建具工事
- 電気通信工事
- 照明工事
- カーテン工事
多くの職人さんの出入りがあります。
以前は塗り壁の家が多かったため、左官工事が多い印象でしたが現在の主流は壁紙となっており
別途、壁紙工事の職人さんがはいることが主流になっています。
その後、清掃、補修などがありいよいよ家の完成となります。
外構工事
家が完成した場合、大抵の人は次に外構工事に入ります。
そうなるとまた職人さんの力が必要です。
- 造園工事
- ブロック工事
- 左官工事
- コンクリート工事
ここでも多くの職人さんが必要になります。
まとめ
ここまででお気づきの方も多いと思いますが、同じ工事の職人さんが何度も現場にはいります。
ですので、延べにすると相当の職人さんが出入りを行います。
施主と話す機会もない場合が多いですが、地味に見えても、これらの職人さんたちがいなければ、
まちがいなく家は建ちませんし、その後その家をメンテナンス等の維持をしていくこともできません。
同じメーカーであっても、この職人さんたちの技術、連携がとれていなければ、見た目こそは成功したとしても、たとえ高級住宅であろうと「ほんとうのいい家」になるとは到底思えません。
東京オリンピックもあり建設業の人材不足は非常に顕著です。
その中で、確実にいい職人を確保できているメーカーは安定した「いい家」を造れると考えます。
下請けとして出しているメーカーはもちろんですが、
われわれはメーカーの特徴や宣伝文句に目が耳が行きがちです。
私たちもこういった職人さんたちにも感謝しながら家づくりを行う必要があるはずです。
こういった職人さんたちを抱えているメーカーをよく調べ、確認することも「いい家」
の条件になるはずです。
それからゆっくりじっくり家づくりをしていきましょう。