リビングと和室と

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和室を取り入れるかどうか悩むかたへ

日本様式、和室の文化的価値

相当昔からになりますが、日本の文化というものは、一部の外国人にとって

とても魅力的に見えているようです。

昨今インバウンド需要も増え日本の文化も注目されつつあります。

その中で、日本の住宅にある「和室」。これも文化の一つと言っても過言ではありません。

現在は、シンプルプランの住宅も増え、和室を間取りに取り入れる家も減ってきています。

あっても、畳コーナーというところでしょうか。

実用性やデザイン、そのあたりを踏まえ和室についても考えてみたいと思います。

世界の大富豪も和室を取り入れている事実

ロックフェラーは耳にしたことありますよね?

詳しくは下記の引用から、


ロックフェラー(Rockefeller)は、アメリカ合衆国の企業家、富豪の家系。

引用元:Wikipedia

かの有名なロックフェラーも日本建築を好み実際に建築をしています。

そういった観点から世界的にみても日本の文化というのは資本価値が高いことが窺えます。

他にも、ビートルズのジョン・レノンも茶室として日本様式を取り入れています。

このように、日本の建築は海外から見ても非常に高い評価を受けていることがわかります。

リビングの横に和室がある家が多い

和室がある意味とは何でしょう?

基本的に好き嫌いで決めているイメージが強い感があります。

ですが、客間として間取りを考えた際まず、和室が浮かんできます。

それはどうしてか?

それは、家具や飾るようなインテリアを用意しなくても十分、人をもてなす空間になるからです。

これは客間を用意する間取りを作るうえで選択肢として考えるに値するのではないでしょうか。

和室には個性が出ます。

楽にくつろげるよう、横になることもできますし子供の遊び場としても十分機能を果たせます。

あまり知られていないのが、洗濯物をたたんだりそのままアイロンを掛けられたりと客間以外としてのメリット、利用価値も十分にあります。

間取りに変化を求める方や、一部客間を設けたい人は和室を一つ選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

和室のデザイン

リビング横に和室というか畳スペースを設ける間取りもよく見られるようになりますた。

和室のデザインは極論好みで構わないと思います。

例えば、畳に使う素材もにおいや雰囲気を重視される方は井草を使った畳をつかうほうが満足できるでしょうし、

メンテナンスや耐久性を考えた場合には、和紙畳を利用したほうがメリットがあると思います。

そのほかにも耐久性やメンテナンスを考えた畳も多数出ているため、実際に施工する前に多くリサーチされることをお勧めいたします。

あとは、障子です。リビングとつなげる場合障子ではアンバランスなデザインになるケースもあります。

そのあたりは、今はいろいろな建具がでていますので、好みと合わせ選ぶことができると思います。

ただ、和室として引き立たせたい場合についてはやはり障子がいいでしょう。

そのかわり、障子にするとメンテナンスを気にする方が多くいらっしゃいます。

確かに私もふつうの障子紙を定期的にはりかえていますが、

今は素材も色々あり、選ぶこともできるので、自分に合った障子紙を選ばれてはいかがでしょうか。

もちろん、使う家具によっては障子や畳と相性がいいものもあります。

経験としては見つけることが難しいですが、あることは間違いありません。

本当に調和を望む方はいろいろと調べてください。きっと見つかります。

まとめ

実は、和室の作りでいうと「書院造」や「数寄屋」作りとよばれる様式が多いです。

今回、あえて説明は致しません。

なぜかというと、われわれはそんなこと気にしないからです。

実際作る場合はやはり、見た目やデザイン、機能性、好みを重視します。

それが、 「書院造」や「数寄屋 」ですよと説明されて気にしますか?

・・・そういうことです。

べつに「こういう和室のデザインがありますよ?」といわれても、

自分たちの暮らし方、好みにあわなければトレンドだろうがあえて配置する必要はあるのでしょうか?

ほとんどのみなさんが、限られた土地、予算の中で家づくりを行います。

まずは、自分の家、間取り、好みに合った和室を考え、相談しましょう。

それが一番だと思います。ましてや、無理に作る必要もないのです。

こういった記事にしといてなんですが…

家全体の雰囲気や、何より作りたい家に合わせて、そのあたりは考えていきましょう。

ゆっくりじっくり家づくりを楽しんでいきましょう。